『ロードウォリアーズ 破滅と絶頂』

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また一人のレジェンドの自伝が出版されました。


『ロードウォリアーズ 破滅と絶頂』 アニマル・ウォリアー=著 アンドリュー・ウィリアム・ライト=協力 児島 修=訳【東邦出版 ISBN 978-4-8094-0951-6  ¥1.905+税】。


1980年代に全米マット界を席捲。

これまでのレスリングスタイルを古くしてしまったともいえるハイスパットなスタイルとその風貌で一時代を築いた、あの暴走戦士「ザ・ロード・ウォリアーズ」のひとり、アニマル・ウォリアーがペンを取り、自らのレスリングキャリアを振り返る自伝となっています。


帯にも記された「急逝 ホークに捧ぐ、『アニマル』自伝」の文字のとおり、残念ながら2003年に心臓発作により亡くなったタッグパートナーであり盟友、ホーク・ウォリアーとの思い出、葛藤、別れなどは勿論、レスリングビジネスに対するスタンスなど、1980年代から1990年代にかけて「全米レスリングウォー」とも言われた、アメリカマット界再編成時代において常に業界のトップを走ってきたアニマルならではの哲学を垣間見れる良著です。


これまでに見たことが無い写真が多数掲載されているところにも注目!(全日マットでの写真も使われています。)


また、これまでの自伝ではあまり見ることのなかった、この自伝に対する推薦コメントもページを割いて掲載。


このメンツがまたスゴイ!!


ダスティ・ローデス、ブレット・ハート、リックフレアーなどなど!!


さすがアニマル!


今年のレッスルマニアで「ザ・ロード・ウォリアーズ」としてHall of Fame、殿堂入りを果たしたのは記憶に新しいところですが、タイミング的にもバッチリに出版されたこの著書。


改めて「ロード・ウォリアーズ」とは何だったのか、全米レスリングウォーとは何だったのか、そしてプロレスラーとは何なのか。

再考する機会にもってこいの自伝だと思います。


チャプターも時系列で進んでいくので充実したページ数ながら非常に読みやすいこの本。


皆様もぜひどうぞ。


オレもまもなく読了です!



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