さようなら『天神シネマ』

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GROUNDCOBRAのすぐ近く、同じ親富孝通りにある老舗の映画館『天神シネマ』さん(旧名「シネテリエ天神」さん)が残念ながら本日をもって閉館するということで、最終上映に行ってきました。


「天神シネマ」さんとしての営業は昨日までだったのですが、本日は館のスタッフさん方が映画館を借りて自主上映会を行なうということで、この上映会の最後に上映された『国道20号線』(冨永昌敬・監督)が正真正銘・映画館最後の上映作品となりました。


最終日ということもあり、超満員の観客の中、全国初上映の作品が上映されました。



「ユージュアルサスぺクツ」「ヘドウィグ・ウィズ・アングリーインチ」、「ビヨンド・ザ・マット」、「スーパーサイズミー」「ホットファズ」等々、単館系の良質な作品を数え切れないくらい上映してくれたこの映画館には本当に感謝です。


地下へ降りるあの独特の階段をもう降りる事が無くなるのかと思うと非常に寂しい気持ちになりました。


『天神シネマ』さんに限らず、画一化されない、その街独特の素晴らしいスポットが無くなっていくのは本当に残念でなりません。
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