『リアル!未公開映画祭』

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現在、全国の映画館等で開催されている『リアル!未公開映画祭』。

これまで日本では公開されていなかったドキュメンタリー映画を上映する企画で、ホントにいちいちヤバイ作品が目白押しなのですが、その作品の中にオレが最近一番観たいと思っていた作品の名前が!

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『ステロイド合衆国~スポーツ大国の副作用~』(2008年・アメリカ作品 原題:「BIGGER、STRONGER、FASTER」)。

アメリカに根強くある「筋肉至上主義」。筋肉増強剤「アナボリック・ステロイド」を実際に使用している人物等を通してアメリカ社会の抱える問題を浮き彫りにしていくドキュメンタリーです。

『リアル!未公開映画祭』、福岡ではJR博多駅横にあるシネリーブル博多さんで開催されているのですが、先日この「ステロイド合衆国」の上映が最終日を迎えるということで、ダッシュで行ってまいりました。


一言で、思った以上にとんでもない映画です。

これほどまでにステロイドがアメリカで蔓延している背景には確実に幼少時代からの「すり込み」があるのでしょう。

確かに「アメリカンヒーロー」と呼ばれる人物や、アメリカを代表するコミックの主人公は揃いも揃ってみんなマッチョです。

科学者の研究レベルでは「ナチュラル・ボーン・マッチョ」を作りあげることが可能だと思わせるくだりが出てきたりするのですが、つまり、ステロイドを打たなくても生まれた時からマッチョ、DNAをいじってるわけですね、これって普通道徳的にどうなんだって話しになりますよ!

アメリカ社会の裾野までステロイドが蔓延しているのは、手軽に手に入るわりに一般市民や使用者の知識があまりに低いせいなのか。

それはステロイドだけでなく、なにかと薬物(睡眠薬など含め)を頼りにすることが一般の日常生活に組み込まれているアメリカ社会の根源に問題がある気がします、ってアメリカで暮らしたことはないからわからんが。

この映画や、ミッキーローク主演の名作「レスラー」の劇中にも出てきますが、我らが応援するプロレス・格闘技業界にとって切っても切れないこの問題は難しい問題であるのと同時に、ジャンル自体の尊厳を守る為に真面目に考えるべき問題だと思います。



とか書いていたら、GROUNDCOBRA店頭に先ほど新作映画のフライヤーと店頭提示用のポスターを持ってシネリーブル博多駅さんがいらっしゃいました!

いつもありがとうございます。


『今日の未公開映画祭の上映作品は「カシム・ザ・ドリーム」なんですよ~。是非ご覧になってください!』


!!!!!!!!!!!


『カシム・ザ・ドリーム』!!!!

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先日、魚武船長とTELの時に船長にオススメされた作品ではないですか!!!

『6歳の時に誘拐され、ウガンダ国民抵抗軍の兵士として強制的に大量虐殺の訓練を受けた過去を持つ、IBFジュニアミドル級チャンピオンのカシム・オウマを追った感動のドキュメンタリー』(映画紹介フライヤーより)


福岡では本日が最後の上映かも?ということで、わたくし、今夜行って参ります!


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